村井弦斎まつり

 
  

弦斎再現料理試食

『食道楽』に登場するレシピからご家庭でもできるメニューをアレンジしてご紹介します。村井弦斎まつり当日に作り方を説明、試食をお楽しみいただけます。
ステージで12時頃から始まります。

製作・監修:鳥海義晃(「鳥保」割烹貴柳庵・村井弦斎まつり実行委員会)
料理製作:平塚市食生活改善推進団体(ママの会)
レシピ作成:平林弘子(弦斎の会)ほか

マッフン

食道楽に見るレシピ

弦斎のマッフン

「マッフン」は『食道楽』春の巻、第百七四「試験」に朝ご飯のおすすめメニューとして登場します。マッフンとは今でいうマフィンです。
お登和に料理を習っている廣海子爵の娘、玉江嬢が中川に料理の知識を披露する場面です。

「朝のご飯にも毎日種類をお取りかえ遊ばすのがお身体のためですが、オートミルとかロールオーツとか色々西洋風の朝飯の料理法をお覚えになりましてしょう」と中川が聞くと、玉江嬢は「このごろはマッフンだのハッビスケだのと変わったものをこしらえます」と作り方を説明します。
覚えた料理法を中川に答えるのが「試験」というわけでしょう。

中川は玉江嬢に、朝起きて顔を洗ったらすぐに朝ご飯を食べてはいけないと語ります。
「顔を洗ってから少なくとも30分以上はお庭を散歩なすって、新鮮の空気を呼吸なさらなければなりません。毎朝、太陽に向かって深呼吸をさせると肺が広がってどんなに心持ちが良いでしょう。 朝起きてすぐにご飯を召し上がるのと晩に遅くご飯を召し上がってすぐにおやすみなさるのとは、一番身体にお毒です」

慌ただしい毎日を過ごしていると、だんだんと余裕を無くしてしまうものですが、朝、30分早起きして散歩をしたら気持ちも変わるでしょう。
中川の言葉は、今を生きる私たちにこそ必要なのかもしれません。

さて、玉江嬢はマッフンについて「温かいうちにバターかジャムをつけていただきますと、どんなに美味しゅうございましょう」と付け加えています。

早く起きた朝には、ゆっくりお散歩した後にマッフンを手作りして、できたてに美味しいバターやジャムをつけてお楽しみください。
素敵な一日を♪

弦斎再現料理試食

材料 材料(6個分)

薄力粉 90g
ベーキングパウダー 小さじ1
3個
砂糖 大さじ1(9g)
小さじ1/3(2g)
無塩バター 24g
牛乳 少量

作り方

材料の準備をする
【1】材料の準備をします

小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。
たまごは白身と黄身に分け、卵白は硬く泡立てます。
バターは室温に戻しておきます。
オーブンを170度に余熱します。

材料を混ぜます
【2】材料を混ぜます

ボウルにバター・砂糖・塩を入れ、黄身を2~3回に分け入れて混ぜます。
【1】の小麦粉とベーキングパウダーを加えてよく練り、さらに牛乳を少量加えて、スプーンから落ちないぐらいの硬さにします。
最後に、【1】の泡立てた卵白を加え、なめらかに混ぜます。

マッフンを焼きます
【3】マッフンを焼きます

マフィン型に流し込み、170℃に余熱したオーブンで20~25分焼きます。